2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年読了冊数:92冊 積:4冊

 森崎朝香 『玄天の花嫁 嬌鳥待望』

こちらは以前に借りたシリーズ物の最新刊。『〜の花嫁』というシリーズはここで打ち止めとのこと。 同じ世界を共有しつつ、時代を少しずらし、人物を次々に作り上げていく、シリーズ全体で描かれる群像劇ですので、やはり単品で評価すべき作品では無いでしょ…

 デヴィッド・セルツァー 『オーメン』

ホラー映画『オーメン』の脚本家自らの手による小説版。 2006年6月6日と、「666」ということで、リメイクされた映画も公開されるようで、そこに合わせての復刊らしいです。 読んでみて感じたのは、小説の原作から映画になって人気を博すことはあっても…

2006年読了冊数:90冊 積:5冊

2冊

シオドア・スタージョン 『きみの血を』 ハヤカワ文庫 北村薫 『街の灯』 文春文庫

 クリフ・マクニッシュ 『シルバーチャイルド1 ミロと6人の守り手』

大人も読めるファンタジー系の児童書と言うのは、ハリー・ポッター以降随分出ていてそろそろ食傷気味ではあるのですが、これは何だか少し毛色が違う粗筋だったので、何となく買ってみたもの。 児童書というのは本当に何でもありで、普通のファンタジーやSFよ…

2006年読了冊数:89冊 積:4冊

 志村一矢 『月と貴女に花束を』

いつも色々本を貸してくれる人は同じ人物です。つくづく趣味の範囲が広いなと思いつつ。 デビュー作ということで、少々詰め込み過ぎな感はありますが、良くも悪くも綺麗にまとまった話という印象。ただし人物の書き込みなどは過不足なくなされており、おそら…

 3冊

有栖川有栖 『スイス時計の謎』 講談社文庫 デヴィッド・セルツァー 『オーメン』 河出文庫 ローラ・チャイルズ 『ダージリンは死を招く』 ランダムハウス講談社 オーメンがもうじき映画化ということですが、言われるまで「2006年6月6日」と、6が3つ並ぶ年で…

2006年読了冊数:88冊 積:1冊

 前田珠子 『天を支える者―古戀唄4』

相変わらず進みは遅いですが、まぁ予定通りなんでしょうか。 とりあえず1巻で披露されて分かっている筋を追っている範囲からは、まだ出ていない模様。

 山田正紀 『翼とざして アリスの国の不思議』

山田正紀を読むのは、『マヂック・オペラ』に続いて今年はこれで2冊目になります。 回想シーンが長くて、中々冒頭の事件が起こっているところの時間には辿り着かないのがつらいところだったというのが正直なところ。 作中の時代や人物などのやや特殊な設定は…

2006年読了冊数:86冊 積:2冊

山田正紀 『翼とざして』 光文社カッパノベルズ クリフ・マクニッシュ 『シルバーチャイルド ミロと6人の守り手』 理論社 読む物が無いので何となく衝動買い。 山田正紀はともかく、『シルバーチャイルド』は完全にあらすじを見ての衝動買いでした。

2006年読了冊数:86冊 積:0冊

そろそろちゃんと本を買いに行こうと思います。

 図子慧 『君がぼくに告げなかったこと』

青春学園ミステリーらしいです。例によって借り物。 クラスメイトの転落死の謎だとか、主人公の周りで起こる窃盗や失踪など、ミステリ要素は確かにあるのですが、やはり力点は「青春」に置かれた一作。 息子に関心の薄い父親、義母との不協和音、同級生達と…

2006年読了冊数:85冊 積:0冊

 J・D・ロブ 『この悪夢が消えるまで イヴ&ローク1』

ロマンス小説では大ベストセラー作家である、ノーラ・ロバーツが別名で執筆した近未来ミステリです。 もっとも、ロマンス小説としてのいわゆるハーレクイン的な要素はしっかりと詰まっていますし、数々のベストセラーを送り出しているだけあって「読ませる」…

2006年読了冊数:84冊 積:0冊

まだ買っていないものも多少あるにはありますが、今月は少し買うものが少な目。

 ジェイン・アン・クレンツ 『迷子の大人たち』

借り物のロマンス小説もだいぶ冊数をこなしました。 ジェイン・アン・クレンツに関しては、『優しい週末』に続いて2冊目ですが、個人的にはこちらの方が話としては面白かったです。 贋作を見抜く審美眼に長けた美術コンサルタントである主人公のキャディと…

 伊坂幸太郎 『陽気なギャングの日常と襲撃―長編サスペンス』

映画化もされた前作『陽気なギャングが地球を回す』の続編と言うことで、あの四人の銀行強盗の「ギャング」の仕事ではないところに力点を置いたストーリー。それでいながら、全くの日常というわけではなく、まさに「日常と襲撃」というタイトルがピッタリな1…

2006年読了冊数:82冊 積:1冊

もう去年の積み残しが消化されることが無いような気がしてきたので、今年の分だけに。

 喬林知 『箱はマのつく水の底!』

今回もとても中途半端なところで終わっています。 というか、あとがきの後ろに短編が入っているというのも、不思議なつくりの本です。

 RENT

同名のミュージカルを映画化したもののサントラです。 テーマ曲の"Seasons of Love"は一度聞いた時から頭に残っていた曲。 映画もとてもいい映画でした。

 伊坂幸太郎 『陽気なギャングの日常と襲撃』 祥伝社ノン・ノベル

映画化のタイミングに合わせたんでしょうか。 『陽気なギャングが地球を回す』の続編ということで、とても楽しみにしてた1冊です。 後書きをチラ読みしたら書いてありましたが、伊坂幸太郎が続編を出すのは初めてだったんですね。

2006年読了冊数:81冊 積:0冊 +(2005年繰越:4冊)

これでいったん今年分はリセット。

 キャサリン・コールター 『カリブより愛をこめて』

事故に遭って昏睡状態の母親の秘めた日記を読んで、自分の出生を知った事件記者のラファエラは、彼女の遺伝子上の父親であり、闇の武器商人であるドミニクを破滅させるために、カリブ海にある彼のリゾートへやって来る。一方で、ドミニク片腕として働くマー…

 霧舎巧 『名探偵はどこにいる』

前作『名探偵はもういない』より20年後という設定で、『あかずの間研究会』シリーズとの繋がりもありますが、これはこれで独立した話として読めるものです。前作で後動が連れていた双子、安奈と甘奈の事件が何だったのか、失踪した後動に代わって上層部か…

2006年読了冊数:79冊 積:1冊 +(2005年繰越:4冊)

 キャサリン・コールター 『土壇場』

FBI捜査官のレーシー・シャーロックとディロン・サヴィッチ夫妻のシリーズ3作目ですが、本作ではサヴィッチの部署に5ヶ月前に配属されたデーン・カーバー捜査官と、何やらわけありの謎の女性ニックが主役となっています。 物語は、FBIの捜査官デーンの双子…