2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年読了冊数:83 積読:3

8月の読了は10冊。 母に課していたカムデンのシリーズは戻ってきましたが、ノベルズが1冊行方不明。

 Opeth "WATERSHED"(2008)

スウェーデンのメロデス/プログレデス・バンドOpethの9th。 デス比率は低く、メランコリックなアコースティック・サウンドを多用したアルバム。 ゴシック/ドゥーム/フォークロア的な物を感じさせる要素も取り入れられ、従来のメロデス/プログレという枠組み…

 1冊

コニス・リトル 『夜更かし屋敷のしのび足』 創元推理文庫

 石崎幸二 『復讐者の棺』

二人の女子高生が部室を占拠したいがためという動機で存在するミステリィ研究会の特別顧問の石崎は、件の問題児のミリアとユリ、そして前の事件の関係者の仁美、知り合いの女性刑事の斉藤らとともに、伊豆沖の孤島でまだ開業していないテーマパークを見学に…

2008年読了冊数:82 積読:3

今日買った1冊は母に先に奪われました。 当分私のところには戻ってきそうもありません。 そういえば注文しているCDはメーカー在庫が無いとかで、またもや「もう暫くお待ち下さい」状態。…最近そんなのばっかりな気が。

 1冊

コリン・ホルト・ソーヤー 『ピーナッツバター殺人事件』 創元推理文庫

 コニス・リトル 『記憶をなくして汽車の旅』

オーストラリアを横断する列車の中で目を覚ましたヒロインの「わたし」は、ちょっとした事故で気を失っているところを介抱されていました。一緒にいた女友達は怪我をして列車を降りたと聞かされますが、頭を打ったせいか「わたし」には記憶がありませんでし…

2008年読了冊数:81 積読:3

 1冊

コニス・リトル 『記憶をなくして汽車の旅』 創元推理文庫

 道尾秀介 『向日葵の咲かない夏』

犬や猫の四肢を折り、その口に石鹸を詰めるという猟奇的な出来事が続く中で、小学校4年生のミチオは、担任の岩村の言いつけでその日休みだったクラスの苛められっ子のS君の家にプリントを届けに訪ねます。ですが人の気配のないS君の家でミチオが見たのは…

2008年読了冊数:80 積読:3

海堂作品は、シリーズの登場人物の相関図みたいなのがそろそろ欲しくなってきました。

 海堂尊 『ひかりの剣』

東城大学医学部の速水と帝華大学医学部の清川は、大会で過去に一度対戦しており、その時は速水に軍配が上がっていました。同じ相手に二度負けたくないという清川と、ただひたすら勝利を掴もうと邁進する速水は、東日本の医学部の剣道大会の優勝旗である医鷲…

2008年読了冊数:79 積読:4

 ポール・アルテ 『七番目の仮説 ツイスト博士シリーズ』

ロンドンの街を巡回中のワトキンス巡査が遭遇したのは、巨大なくちばしを持つ鳥の仮面とマントをまとった「ペストの医者」の姿をした自称ドクター・マーカスでした。不審なものをおぼえて尋問をしたワトキンス巡査ですが、この怪人物が去った直後、今しがた…

2008年読了冊数:78 積読:5

もともとTVはほとんど見ませんが、ニュースがオリンピック一色であることに、そろそろ食傷気味。

 有川浩 『別冊 図書館戦争2』

図書館戦争シリーズのスピンアウト第2弾。 「もしも過去に戻れるなら」という会話から、副隊長の緒方の、学生時代から付き合いのあった加代子との決定的な別離と、その後の人生を拓いた出来事を回想する短編、堂上と小牧の新人隊員であった頃の思い出話の短…

2008年読了冊数:77 積読:6

 恩田陸 『不連続の世界』

売れっ子の放送作家でありながら、時々「肉体労働視しながら売れない小説家を書く」貧しい生活を装うための「70年代アパート」にも住む先輩の田代は、連続した世界での変わった夢を見ると言います。田代と話していた多門は、彼が口にした「コモリオトコ」と…

2008年読了冊数:76 積読:7

そういえば一時期「人工無能」も流行り(?)ましたが、あれは本当に「無能」だったなぁと思い出したり。 ところで『チャット隠れ鬼』の文庫版、何故に表紙がアヴリル。

 山口雅也 『チャット隠れ鬼』

子供達をネット犯罪から守るサイバー・ウォッチ・プロジェクトの構成員、「サイバー・エンジェル」の仕事を命じられた、うだつの上がらない中学教師の祭戸は、その仕事のために生まれて初めてチャットの世界に身を投じます。最初は右も左も分からなかったな…

2008年読了冊数:75 積読:8

久々に「買ったなぁ」という重さ。 あまり重い荷物を持つのは相変わらず厳禁なので、気を付けたいところです。

 5冊

ポール・アルテ 『七番目の仮説』 早川書房 有坂浩 『別冊 図書館戦争Ⅱ』 アスキー・メディアワークス 石崎幸二 『復讐者の棺』 講談社ノベルズ 海堂尊 『ひかりの剣』 文芸春秋 深水黎一郎 『トスカの接吻』 講談社ノベルズ

 有栖川有栖 『妃は船を沈める』

願い事を三つ叶えてくれるけれども、その代償として相応の残酷な災厄をもたらすという猿の手――それを持っているという「妃」の名で呼ばれる女と、彼女を慕って周りに集う若い男性達。車で海に落ちて死んだ男性を殺した容疑者として挙げられたのは、彼の妻で…

2008年読了冊数:74 積読:4

雷雨のお陰で気温は落ち着いた模様ですが、非常に蒸し暑いです。 晴れて暑いのと、どっちがマシなんだか。

 三津田信三 『忌館 ホラー作家の棲む家』

友人の祖父江耕介から、彼が下読みをしているホラー小説大賞に、三津田信三が書いたと思われる応募作があったと知らされますが、三津田自身にはそんなものに覚えはありませんでした。身の回りで起こったそんな奇妙な出来事を気にしながらも、偶然にも三津田…

2008年読了冊数:73 積読:5

先月はバタバタしていて、7月の読了は7冊。

 2冊

恩田陸 『不連続の世界』 幻冬舎 道尾秀介 『向日葵の咲かない夏』 新潮文庫

 道尾秀介 『カラスの親指』

悪質なヤミ金に借金をしたことで家族を失った武沢は、似たような過去を持つテツと組んで詐欺をはたらいていました。ある時二人が住むアパートから不審火が出たという連絡を受けた武沢は、それがかつて関わったヤミ金業者のヒグチの復讐であることを懸念して…