2010-01-01から1年間の記事一覧

 ローズマリー・ハリス 『事件現場は花ざかり』

都会でマスコミ関係の仕事をしていたポーラは、田舎町で園芸家として新たなスタートを切ります。そして、まだ知名度の低いポーラにとって、地元の有名な庭園の修復の仕事という大きなチャンスが舞い込みます。荒れ果てた庭園に気が遠くなるポーラですが、仕…

 J・B・スタンリー 『料理教室の探偵たち ダイエット・クラブ3』

これまでのダイエットの成果が現れてきているデブ・ファイブのメンバーたちですが、単調なダイエット生活に飽きてきてしまいます。そこで、週に一度は節制を解禁し、料理教室に通うことになります。ですが、保安官代理になるための試験を前に、仲間たちと距…

 最近増えたもの

いづれも妹が通りがかりの八百屋で買ってきたものです。 ブリーダーさんに知り合いがいるのか、それとも八百屋のオヤジ自身が裏庭かどこかで飼育しているのか、非常に状態の良い生体です。 まずは青メダカ。 青メダカというと大まかに、黒に近いダークブルー…

2010年読了冊数:44 積読:4

購入分カウントしてないので、積読冊数は正確かどうか今ひとつ自信がありませんが。 メダカは爆発的に繁殖していまして、姫スイレンも次々に開花、さらに青メダカまでお迎えして、大変なことになっています。

3冊

こちらは借りたラノベ。

伊坂幸太郎 『バイバイ、ブラックバード』

久々に読後感爽やかな伊坂作品。 交際している複数の女性たちに対して、その一人一人に心底情を持って、彼女たちのために何かしたいと思う星野が、「だからあのバスに乗る羽目になる」と繭美に言われる「駄目さ」が、何とも愛しくすら感じさせられます。 さ…

【読了】荻原規子 『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』

シリーズ2作目。 それまで生まれ育った閉鎖的な世界から外の世界へと出た主人公の泉水子が、自らを取り巻く世界や友達に本当の意味で初めて向き合います。 少年少女の瑞々しい心情が伝わる著者の作風は、広くオススメ。

米澤穂信

古典部シリーズ。 マラソン大会の行程の間というリミットを設け、突然入部を取り消した新入生の謎を解く構成が秀逸。 主人公の回想と、他3人の部員の証言を得ることで、ある名前までもを浮かび上がらせる謎解きの切れ味の良さが感じられます。ほろ苦い読後感…

湊かなえ 『夜行観覧車』

登場人物のことごとくに対し、容赦ないまでにえげつなさや人間としての卑小さを描き出した上手さはあるものの、終盤での救いが些か安易であったのは否定できないところ。 本作もリーダビリティは相変わらず高い反面、ある程度読者を選ぶ作風かもしれません。

麻耶雄嵩 『貴族探偵』

ある意味水戸黄門的な「毎回のお約束の展開」に加え、著者らしい本格ミステリの端正な謎解きと、時に大胆なネタが盛り込まれた良質なシリーズ短編集。 読みやすいけれどもマニアックだったりと、「らしさ」に溢れています。

海堂尊 『マドンナ・ヴェルデ』

『ジーン・ワルツ』の姉妹作品であり、そちらが産婦人科医療の危機という問題提起を中心に据えているのに対し、こちらはあくまでも「母親」の視点ならではの物語。 脇役までの人物配置の巧みさで引き立つ物語です。

 芦辺拓 『裁判員法廷』

普通のリーガルものではなく、やはりミステリ作家芦部拓らしい、巧みに謎の織り込まれた作品。

10冊

暫く潜っておりました。 その間、W杯に釘付けで生活時間がアレだったり、W杯決勝終了したその日に母が入院したり、メダカが増えたりと色々ありまして。 とりあえず、感想を書けるほど既に記憶が鮮明ではなくなっているので、その間読んだものを羅列してお…

2010年読了冊数:34 積読:5

このところまた少し季節が逆戻りしているせいで、メダカの孵化まではもう暫くかかりそうです。 5月の読了は7冊。 メダカにかまけすぎてます。

 1冊

麻耶雄嵩 『貴族探偵』 集英社

 J・D・ロブ 『過去からの来訪者 イヴ&ローク23』

ニューヨーク市警に勤務するイヴのもとに、かつてある時期に彼女の里親をつとめたトルーディ・ロンバートという女性が面会に訪れます。ですが、事件の報道によって今のイヴを見つけ出したその女性は、里子であるイヴに対しては愛情ではなく狡猾な虐待をもっ…

 湊かなえ 『告白』

幼い娘を亡くした女教師が、娘が死んだのは「事故」ではなく「このクラスの生徒によって殺された」のだとして、担任をしているクラスでのホームルームの時間に告発を行います。二人の犯人を実名での名指しはしなくても、彼らを知るクラスメイトが聞けばすぐ…

 京極夏彦 『死ねばいいのに』

派遣で働くアサミの死。そして、彼女に関わった者の前に、「アサミのことを教えてほしい」と、ケンヤと名乗る青年が現れます。アサミの派遣先の不倫相手、マンションでのアサミの隣人、借金のカタにアサミを買ったやくざの男、アサミをやくざに売った母親、…

2010年読了冊数:31 積読:7

メダカの卵が毎日採れます。 卵の中に目が確認できたものもあるので、このまま順調に育つと良いなと思いつつ。

 石持浅海 『攪乱者』

政権を転覆させることを企てるテロ組織に身を置く「久米」「宮古」「輪島」の三人は、彼らの上司である「入間」の指示で、不可解なミッションをこなしていきます。スーパーにレモンを紛れ込ませる作戦、夜更けに公園の砂場にプラスチックの粉末を混ぜて近く…

2010年読了冊数:30 積読:8

姫スイレンのために、新たにスイレン鉢を立ち上げております。 ボウフラ対策もあるし、こちらにもメダカを入れようかと考えていますが、如何せん夏になると熱くなり過ぎるのでどうかな?と悩み中。 まだ植え込み・水入れから3日くらいしか経ってないので、…

 4冊

J・D・ロブ 『過去からの来訪者 イブ&ローク23』 ヴィレッジブックス 芦辺拓 『裁判員法廷』 文春文庫 京極夏彦 『死ねばいいのに』 講談社 湊かなえ 『告白 双葉文庫』

 伊坂幸太郎 『オー!ファーザー』

ギャンブル好きの鷹、物識りの悟、女性にもてる葵、中学教師の勲という、母親が自分を身ごもった同時期に交際相手だった「四人の父親」を持つ高校生の由紀夫。理由も見当たらないのに不登校になった同級生、何やらやっかいな相手に目を付けられた友人、父親…

2010年読了冊数:29 積読:5

ミナミヌマエビは3匹ほど生き残っています。 そしてメダカは過抱卵気味なのがいるので、オスを補充しないとなぁ…といったところ。 (それなのに見かけた黒めだかを衝動買いとかしている体たらく)

 近藤史恵 『サクリファイス』

他人の思惑を押し付けられて「勝つ」ことを強要し続けられることに嫌気が差して、陸上からロードレースの選手に転身した白石誓。レースの記録に名前すら残らない捨て駒になってでもチームのエースを勝たせるための、アシストとして彼はプロチームに所属して…

2010年読了冊数:28 積読:6

このGW期間は、メダカのスイレン鉢の水草の入替えとミナミヌマエビ投入に終始。 エビの中では飼いやすいという話とはいえ、やはりろ過もエアレーションもない環境でのエビの飼育は難しいのかな、という感触です。 まだ投入から1週間経っていないですが、…

 1冊

石持浅海 『攪乱者』 実業日本社ジョイノベルス

 冲方丁 『微睡みのセフィロト 』

要人である経済学者が、"感応者"(フォース)と呼ばれる特殊能力者の力を用いて"混断"されるという事件が起こります。"感覚者"(サード)の捜査官パットは、派遣されてきた"感応者"の少女ラファエルとともに事件の解決に向けての捜査を開始しますが、敵は彼…

 ロバート・A・ハインライン 『夏への扉 新訳版』

1970年、恋人だと思っていた女性と友人だった共同経営者に裏切られた発明家のダン(ダニエル)は、失意の中一計を案じて愛猫のピートとともに30年間のコールドスリープに入る契約を、保険会社と結びます。ですが、自分を裏切った元婚約者と友人のもとへと向…

2010年読了冊数:26 積読:7