2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年読了冊数:56 積読:4冊

バーゲン会場から帰って、両足攣りまくっています。

 2冊

北森鴻 『なぜ絵版師に頼まなかったのか 明治異国助人奔る!』光文社 山口雅也 『キッド・ピストルズの最低の帰還 』光文社

 ジェイン・アン・クレンツ 『月夜に咲く孤独』

元夫の親族に入れられた精神病院から逃走し、彼女を陥れようとする相手との対決のために私立探偵のイーサンと便宜上の結婚をしたゾーイですが、事件が終わりを告げてもイーサンとの結婚を解消することなく生活を共にし続けます。ですが、弟の命日が近付いて…

2008年読了冊数:55 積読:3冊

 After Foever "After Forever"

Nuclear Blastへ移籍第一弾にして、オランダのゴシック・メタル・バンドAfter Foreverの5thアルバム。 初のセルフタイトル・アルバムということで、これまでの集大成であり、明確にその音楽性を打ち出したアルバムと言えるでしょう。 初期の頃よりも、ゴシ…

 上橋菜穂子 『夢の守り人』

女用心棒のバルサ、呪術師のトロガイ、バルサの幼馴染でトロガイの弟子のタンダらが登場するファンタジーシリーズの第3弾。 人の夢を栄養にする異界の花が咲き、種を作る時が来て、花の夢に囚われて眠りから醒めない人々が出始めます。かつてこの花の夢に囚…

2008年読了冊数:54 積読:3冊

 石持浅海 『セリヌンティウスの舟』

ダイビングツアーで遭難し、輪になって海上に漂流しながら救助を待った六人の仲間は、生還した後も強い信頼の絆で結ばれ続けます。ですがそのうちの一人、米村美月が仲間たちが眠った隙に同じ部屋で青酸カリを飲んで自殺をしてしまいます。警察も美月の死を…

2008年読了冊数:53 積読:4冊

脊髄反射でAfter Foreverのアルバムを注文してしまいました。 去年出たアルバムはリアルタイムでほとんどチェックできていないものの、これに限らず何気に良盤が多かった模様。 国内盤は出ていないですが、Draconian、SAMAEL辺りは買いなのかなぁという気は…

 ノーラ・ロバーツ 『キスで終わる夜明け』

警察官の父を持つアリソンは、連続窃盗事件の被害者物色の場となったと思われるナイトクラブへの潜入捜査をすることになります。昔アリソンの父親が更生させたジョーナ・ブラックホークはそのクラブのオーナーをつとめており、恩人の頼みということもあって…

恩田陸 『酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記』

飛行機にどうしようもなく恐怖感を感じる恩田陸が、取材で憧れの地であるイギリスとアイルランドへ行くことになり、その恐怖感を紛らわすためとばかりに書き始めた著者初めてのエッセイ。恐怖感で暴走する妄想は果てしなく、ビールやワインをがぶ飲みしつつ…

2008年読了冊数:51 積読:6冊

チェスタトンの『木曜日の男』が『木曜日だった男』と改題して出てるのだけ未発見。 読みにくいイメージで今まで避けていた黒死館も「大きい活字で読める」という帯に煽られて購入。

6冊

愛川晶 『六月六日生まれの天使』 文春文庫 石持浅海 『セリヌンティウスの船』 光文社文庫 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 河出文庫 恩田陸 『酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記』 講談社文庫 ジェイン・アン・クレンツ 『月夜に咲く孤独』 MIRA文庫 ノーラ・…

 コリン・ホルト・ソーヤー 『フクロウは夜ふかしをする』

高級老人ホーム<海の上のカムデン>に出入りする庭師のロロが、自動販売機業者のエンリケ・オルテラーノに続いて<海の上のカムデン>の敷地内で殺害されます。捜査にあたったのはいつものマーティネス警部補ではなく、事件に首を突っ込もうとするアンジェ…

2008年読了冊数:50 積読:1冊

何故か「海の上のカムデン」シリーズは1冊ずつしか見つけられません。 変なめぐり合わせです。

 1冊

コリン・ホルト・ソーヤー 『フクロウは夜ふかしをする』

 ジェイン・アン・クレンツ 『すべての夜は長く』

高校生だったアイリーンはある晩、親友だったパメラに腹を立てて絶交を言い渡し別れた直後、自宅で無惨な遺体となった両親に対面する事になってしまいます。それから17年、小さな地元紙の新聞記者となったアイリーンの元に、全く音信不通だったパメラからの…

2008年読了冊数:49 積読:1冊

今日は軽いもの2冊。 というか、読むものを入手しに本屋へ行こうと思っていたのですが、雨と寒さで断念。

 山田真哉 『女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様/〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち』

新米の会計士補の柿本一麻ことカッキーが、史上最年少で試験に合格した女子大生公認会計士として働く藤原萌実こと萌さんの下で、クライアントの会社の粉飾決算やら不正な会計処理やらを僅かな手掛かりから見つけ出していくシリーズ。 萌さんが「女子大生」で…

2008年読了冊数:47 積読:1冊

 小路幸也 『モーニング』

学生時代に一緒に暮らした五人のうちの一人、真吾の葬式に集まったかつての仲間達。ですが、葬儀を終えてレンタカーで空港へ向かう中、淳平が「この車で一人で帰って、自殺する」と言い出します。思い出の中にあるという自殺の原因を仲間達が思い出したら自…

2008年読了冊数:46 積読:2冊

寝たと思った頃合いの昨晩(日付的には今日になってから)の地震は、結構長くて驚きました。 うちの辺りでは震度3なので、大した地震でも無かったようですが、揺れが長かったせいかもっと大きな地震だった気もします。(半分寝てたせいもありますが) それ…

 西澤保彦 『謎亭論処 匠千暁の事件簿』

同じ大学に通い、飲んだくれの辺見祐輔ことボアン先輩の周囲に集まった4人組みが活躍する、いわゆるタック&タカチシリーズの短編集。 卒業後教師となって女子校に赴任したボアン先輩が、気付けばテストの答案を盗まれ、さらには自分の車まで盗まれますが、…

2008年読了冊数:45 積読:3冊

付録に付いていた堀田家家訓カレンダーが素敵です。 「本は収まるところに収まる。」 散乱した部屋に積み重なる本を見て、ふと溜息。

 小路幸也 『スタンド・バイ・ミー』

老舗の古本屋兼併設カフェ「東京バンドワゴン」を舞台に繰り広げられる、堀田家の人々の周りに起こる大小さまざまな事件と家族の姿を描いたシリーズの3作目。店主の勘一の孫で跡取りの紺と青それぞれの伴侶との間に生まれた子どももすくすくと成長を遂げる…

2008年読了冊数:44 積読:4冊

4月の読了は7冊。 何でこんなに少なかったんだろうと、思い返しても大した要因は何ひとつ思い浮かびませんでした。 去年の今頃は、痛くてロクに歩き回れなかったのでそれなりに読書時間が多かったんですが、今年はその反動もあるんでしょうか。 あれ以来体…

 3冊

ジェイン・アン・クレンツ 『全ての夜は長く』 二見文庫 小路幸也 『モーニング』 実業日本社 小路幸也 『スタンド・バイ・ミー』 集英社 『スタンド・バイ・ミー』は1軒目の本屋で見つからず、帰りに寄った最寄り駅の本屋で何気なく手に取ったらサイン本。 …

 雪乃 紗衣 『彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく』

サブタイトルが抽象的過ぎてイマイチ分からない以上に、所詮借り物ということもあって前巻までのあらすじや登場人物に関しての記憶も曖昧になっていました。 内容としては、畳むまではまだ相当かかりそうですが、これまで拡げ続けてきた風呂敷の模様がようや…

 三津田信三 『山魔の如き嗤うもの』

父や兄との確執を持ったまま大人になり、東京で教職についた郷木靖美(のぶよし)が、わだかまりを持ちながらも祖母を想って実家での慣習に従い、遅ればせながら成人の儀式に臨むことになります。そして成人参りと称されるその儀礼の最中に「忌み山」である…