2006-01-01から1年間の記事一覧
本年目標冊数はこれでクリアですが、色々と買ってないもの、これから出るものを含め、読んでないものがまだ随分あります。 出ていることを見逃していたのを見つけたものもあるので、近々探しに行きたいと思いま
黒衣の天使 全世界で一億冊売れたベストセラー作家の遺作 なんて煽り文句が帯にあったのでついつい買ってみた1冊。 3年前にヨットの事故で夫を亡くしたミランダの前に、事故の際に自分を助けた黒衣の男アレックスが雇い主の取引相手として現れます。彼の姿…
小学生の頃から母親の形見のカメラを持ち、公園で「家族」の写真を撮り続けてきた圭司は、ある母娘にカメラを向けたことがきっかけで、その夫から「妻を尾行して写真を撮って欲しい」と頼まれることになります。 公園に出かける人妻と幼い娘にカメラを向ける…
モービーの初のベスト・アルバム。 007やマイアミ・バイスの映画に楽曲を提供しているアーティストなだけあって、非常に「雰囲気」のあるアルバムです。 もっとも私のお目当てはミレーヌ・ファルメールとのデュエット曲"Slipping Away"でしたが。 ちなみに"S…
次で今年の目標だった200冊。 あとは年内どこまで行けるかですが、とりあえず次何を読もうか考え中。
何者かに怯えてキーウェストにまで逃げて行った美人作家が、リッチモンドの自宅に戻ったところで無惨に殺されます。自分をつけ狙う誰かに怯え、用心を重ねていたはずの彼女自らが殺人者を招き入れたような形跡に、検屍局長のケイ・スカーペッタも警部補のマ…
恒川光太郎の『雷の季節の終わりに』は買ってすぐ読んだので、そのまま読了リストに。
もう本編に当たる部分の既刊と4巻目までは返してしまった後ですし、印象としては薄いので記憶は曖昧ですが、この過去編に関しては、特に終盤のバランスが些か悪いという印象。 序盤の幼少期から思春期にかけて、要するに出会いから恋をする課程までは比較的…
小路幸也 『東京公園』 新潮社 シャーロット・ラム 『黒衣の天使』 二見文庫
「隠」(おん)と呼ばれる地図にも無い不思議な土地で暮らす少年、賢也には、かつて年の離れた姉がいました。ですが彼女はある年の雷の季節に行方不明になってしまい、「鬼に攫われた」と言われてきました。姉がいなくなってから賢也には、「風わいわい」と…
『エルサレムへの道』で出会ったアリーとマフムードは、実はヒューエンフォート公爵家の爵位後継者のアリステアとマーシュという名をイギリスにおいては有していました。マフムードことマーシュ卿を助けて欲しいと、アリーに頼まれたメアリとホームズは、パ…
パトリック・スミスは『監獄島』事件で出会った恋人のメアリー・ケリイの遺産相続の遺言公開に立ち会うため、アイルランドにあるケリイ家の館へ赴きます。38年前に起こった不可思議な事件が影を落とすこの館で公開された、あまりにも蒸気を逸した遺言は新た…
10月はこれで打ち止めでしょうか。 借り物は多いですが、27冊読了。 年間目標はほぼクリア確実ですが、この先は最終的にどこまで行けるかですね。
難易度の高いバチスタ手術で驚異的な成功率をおさめ続けている、外科医の桐生によって作られた"チーム・バチスタ"で、3例の失敗が相次ぐという事態が起こります。大学病院長の高階から、医療過誤の可能性があるか否かの予備調査を命じられた万年講師の田口…
島田荘司 『ネジ式ザゼツキー』 講談社文庫 山口雅也 『奇遇 上・下』 講談社文庫
ロークの所有するクラブで、ひとりの警官が残忍な方法で殺害され、犯行現場には30枚の銀貨と、血に汚れた警官バッジが見つかります。 状況から見て顔なじみの犯行であると判断して捜査を始めるイブですが、非公式に内部監察部がこの事件に首を突っ込んでき…
200冊、見えてきました。
常用漢字の範囲を大幅に超える漢字ファンタジーのツライところで、どうにも登場人物の名前が覚えられない(あるいは1冊読み終わるとすぐに忘れてしまう)もので、名前と存在が一致しない登場人物が前からいたのですが、今期のシリーズではまた大量に新たな…
中央線で置き引きを働いている男が、小説家の手書き原稿と思われるものを手に入れます。この原稿を小説家本人に売って儲けようと考えた男は、小説に描かれている場所などを頼りに作家を探そうとしますが――。 6編の短編を作中作とし、合間合間にこれらを繋ぐ…
二桁ラインを挟んで行ったり来たり。
シルバー かつては冴えない容貌であった上に、叔母の悪意のせいもあって醜く太っていたジェラルディンは、父の死と彼女を利用しようとした従兄弟のチャールズの裏切りに、姿を変えて復讐のために魔性の女シルバーとなります。 そして自分に酷い仕打ちをした…
癌で母親を亡くした凰介、大学病院で働く父の洋一郎、洋一郎の学生時代からの同僚でやはり大学病院に勤務する水城、その妻の恵、そして娘の亜紀。 母が死んでから、恵の姿を見て何故か脳裏に絡み合う男女の姿が見えたり、恵が死ぬ夢を見たその日に実際に恵が…
年間ベストものが出るまでに、色々読んでおきたいところ。 投票は多分しないと思いますが。
道尾秀介 『シャドウ』 東京創元社 J・D・ロブ 『ユダの銀貨が輝く夜 イヴ&ローク11』 ヴィレッジブックス 最近何かと評判が良いので、『シャドウ』は買ってみました。面白かったら『向日葵〜』辺りも手を出してみようと思います。 イヴ&ロークは10までは…
Mr.パーフェクト 同じ会社で働く女友達4人のグループは、お遊びで「完璧な男」のリストを作ります。ですがそのリストがひょんなことから会社の社内報に載ってしまい、あれよあれよという間にマスコミにまで広まってしまいます。 4人のうち夫や恋人のいる友…
「平将門は怨霊ではなかった」という、ある種衝撃的な本作ですが、歴史ミステリというよりはもはや史実を単に読み解いているだけで、大きな部分では大したサプライズも無かったという印象。 それというのも、シリーズを通して(以下ネタバレ反転)「時の権力…
週末のうちに結構読んでいたのですが、ここに書く時間があまりなかったので、一気に3冊。 ボリューム的にも内容的にも重い本は読んでないです。 借りてるものはだいぶ片付いたので、ぼちぼち自分で買って積んでいる物を片付けます
『ナイチンゲールの沈黙』と表紙がお揃いなので、とりあえずこちらから買ってみました。 医療ミステリっぽいのはあまり得意ではないのですが、とりあえず表紙買いです。