2006-01-01から1年間の記事一覧

 結城光流 『少年陰陽師』(8冊)

とりあえず長らく借りていた分を消化。 このシリーズもまだあと10冊くらいある(しかもまだ終わっていない)らしいですが、区切りごとにまとめて貸してもらえるのは有難いです。登場人物の数もそこそこ多いのですが、新しい登場人物を出すタイミングが良いの…

2006年読了冊数:222冊 積:8冊

ぼちぼち読んではいたものをまとめて一気に載せてしまいました。 年間ベスト物の中で読んでいないもので気になっている物もありますが、年内に手を出せるかどうかは微妙なところ。

 マロリー・ラッシュ 『ハーレム・ナイト』

ハーレム・ナイト 駆け出しの女性探偵であるレイチェルの元にやって来た依頼人は、中東に売られた生き別れの妹を助けて欲しいという先物取引で財を成したランドという男でした。救出のチャンスは、見張りの目が薄くなる、女性しか入れない浴場だけであること…

 ダイアナ・パーマー 『伯爵と一輪の花』

社会的地位を得るために、バーナデットの父親は爵位を持つ未婚の男をなりふり構わず娘にあてがおうとします。ぜんそく持ちで体は弱いものの、情の薄い父親の思い通りになることを良しとしなかったバーナデットに手を差し伸べたのは、近くに牧場を構えている…

 ダイアナ・パーマー 『淡い輝きにゆれて』

白人に襲われて瀕死だったスー族の少年のレイヴンは、白人であるにも関わらず自分たちを差別せずに命を助けてくれた医者とその娘のテスのお陰で、今ではマットという新しい名前でシカゴの私立探偵として成功しています。 そして12年が過ぎ、大人の女性にな…

 海堂尊 『螺鈿迷宮』

東城大学に医学部生として在籍しながらも留年を繰り返す天馬大吉は、幼馴染で記者の別宮葉子の策略で、碧翠院桜宮病院へと潜入することになります。天馬たちが昔から「でんでんむし」と呼んでいたその病院は、院長の桜宮巌雄の双子の娘、小百合とすみれがつ…

2006年読了冊数:218冊 積:9冊

年越す前に返したいものも溜まっているので、そろそろまた借りてるものの消化に励みたいと思っているにも関わらず、買ってしまったものから手をつけています。 ところですっかり忘れてましたが、11月の読了は22冊。 10月に比べれば少ないですが、まずまずと…

 3冊

海堂尊 『螺鈿迷宮』 角川書店 谷原秋桜子 『天使が開けた密室』 創元推理文庫 アリス・キンバリー 『ミステリ書店② 幽霊探偵の五セント硬貨』 ランダムハウス講談社 午前中に『ナイチンゲールの沈黙』を読み終えて午後出かけたら、シリーズ3作目が妙にタイ…

 海堂尊 『ナイチンゲールの沈黙』

大学病院で通称「愚痴外来」を担当する田口の元に、眼球摘出手術をしなければならないことで不安定になっている患者を抱える小児科病棟から、子供たちのメンタルケアの依頼が舞い込みます。 また、たまたま居合わせた看護師により入院が決まった重度の肝硬変…

2006年読了冊数:217冊 積:7冊

恩田陸の新刊はどうしようか考え中。

 島田荘司 『ネジ式ザゼツキー』

日本を離れ、スウェーデンのウプサラ大学で脳についての研究をする御手洗は、友人の紹介で記憶に障害を持つエゴン・マーカットという男性と引き合わされます。彼が書いた『タンジール蜜柑共和国への帰還』という童話は事実に基づいたものであると指摘する御…

2006年読了冊数:216冊 積:8冊

現在読書中は島田荘司の『ネジ式ザゼツキー』。

海堂尊 『ナイチンゲールの沈黙』 宝島社 パトリシア・コーンウェル 『死体農場』 講談社 〃 『私刑』 講談社 まだ読んでいないパトリシア・コーンウェルが2冊ばかりありましたが、とりあえず2冊追加。 これで手元に6冊までは揃いました。

2006年読了冊数:216冊 積:5冊

 冲方丁 『マルドゥック・ヴェロシティ 1・2・3』

軍の研究施設で人体改造を施され最強の兵器となった者達が、政府による廃棄処分を逃れるために自らの行く末を選択することを余儀なくされます。 3人の博士のうちの一人、クリストファーに従ったディムズデイル=ボイルドとウフコックを初めとする被験者たち…

2006年読了冊数:213冊 積:8冊

 北國浩二 『夏の魔法』

人よりも早く老いてゆくという奇病により、22歳にして老婆となってしまった夏希。 末期癌をも宣告されている彼女はひとり、中学生の頃の初恋の思い出が残る風島にやって来て人生最後の夏を過ごそうとします。思い出の島で彼女を迎えたのは、魅力的な青年に…

2006年読了冊数:212冊 積:9冊

 山口雅也 『奇偶』

頻繁に身の回りに出てくる6という数字に奇妙な「偶然」を感じていた作家の火渡雅は、確率上驚異的な数字で展開されたギャンブルを見た後、「偶然」その勝負をした男が事故に遭う場面に行き会います。 そして原稿執筆のために宿泊していたホテルで眼病に倒れ…

2006年読了冊数:210冊 積:11冊

未だ序盤ですが、『奇偶』を読むのに手間取ってます。

 キャンディス・キャンプ 『裸足の伯爵夫人』

好きな相手のいる姉の代わりに自分と結婚して欲しいと、名家の令嬢のチャリティは伯爵であるサイモンに直談判をしに自ら出向きます。そして恋愛ではなく実利に基づいた結婚であったはずですが、幸運にも二人は互いに好意を持つことが出来ました。 ですが、最…

沖方丁 『マルドゥク・ヴェロシティ 1・2』 ハヤカワ文庫 北國浩二 『夏の魔法』 東京創元社 J・D・ロブ 『春は裏切りの季節』 ヴィレッジブックス 『マルドゥク・ヴェロシティ』は22日に3が出て完結してから買おうとも思いましたが、どうせその時までに…

2006年読了冊数:209冊 積:7冊

あんまり長いこと借りたままなのも悪いので、ラノベ消化につとめてみましたが。 …まだ随分残ってます。

 金蓮花 『銀朱の花』

もはや以前読んだこのシリーズの誰が誰だかタイトルと登場人物名も一致していないのですが、とりあえず「ああ、この主人公のは読んだな」程度の記憶は残っていました。 同設定の世界で時代を変えることで確かにこの世界の歴史の流れは分かりますし、それぞれ…

2006年読了冊数:205冊 積:7冊

借りたものの消化で手一杯。 実はラノベがしこたま溜まってます。

 キャンディス・キャンプ 『初恋のラビリンス』

19世紀のイギリス、没落貴族の令嬢として生まれたアンジェラは、恋人だったキャメロンと酷いやり方で別れさせられた挙句に経済援助目的で好きでもない男のもとへと嫁がされます。それから13年が過ぎ、離婚により地獄のような結婚から解放されていたアンジェ…

クリスティ・ティレリー・フレンチ 『凍える瞳』

凍える瞳 人里はなれた山奥の土地で動物たちと暮らしていたガースは、厩舎で血まみれの女性が倒れているのを発見します。彼女は警察からマークされている犯罪組織のボスの妻のケンドラであり、夫の暴力によって流産したばかりでした。元警官のガースは、ここ…

2006年読了冊数:203冊 積:7冊

借り物なので積読冊数に増減なし。

 リンダ・ハワード 『夢のなかの騎士』

考古学者のグレースは、自分の勤める財団の理事長とその手下らしき男が、夫と兄を殺す現場を目撃してしまいます。グレースの犯行と見て彼女を追う警察の他に、財団の手の者がグレースを亡き者にしようと追って来るのを、彼女は必死で防ぎつつ逃亡生活に身を…

 テリー・ヘリントン 『フラッシュバック』

フラッシュバック ロマンス小説の中にも、いわゆるタイムトラベル物というのはそれなりにあるらしく、ダイアナ・ガルバトンのアウトランダー・シリーズ以外にも本作など、きちんとハーレクインの世界でもカテゴリとして成立しているようです。 カメラマンの…