2006-01-01から1年間の記事一覧

 リンダ・ハワード 『危険な駆け引き―愛と勇気のマッケンジー家』

マッケンジー一家のシリーズの最終作。 諜報機関で仕事をする、マッケンジー一家の養子のチャンスは、ずっと追ってきたテロリストに娘がいたことを初めて知ります。そして、テロリストの情報を得る為に、罠を張ってサニーというその娘に近づきますが――。 当…

 『シーズン・フォー・ラヴァーズ―クリスマス短編集』

(リンダ・ハワード/へザー・グレアム/ペニー・ジョーダン) クリスマスをテーマにした、3人の人気ロマンス作家の短編を集めた1冊。 リンダ・ハワード 『マッケンジーの娘』 ウルフ・マッケンジーとメアリの末っ子で唯一の女性であるメアリスの物語。 脳震…

 リンダ・ハワード 『愛は命がけ―愛と勇気のマッケンジー家』

マッケンジー一家のシリーズの3作目ということで、だいぶ人間関係は既存シリーズを引き摺っているので、これ単品で読んだ時には微妙な箇所も出てくるかなという感じもします。 とりあえず以下の台詞の原文はどうなっているのかという、非常にどうでも良い疑…

2006年読了冊数:182冊 積:10冊

貸主によれば、リンダ・ハワードは今回借りた分で全部ということなので、終わりが見えた感じです。

 リンダ・ハワード 『熱い闇』

新型戦闘機の開発の為のレーザー技師として民間から基地に配属されたキャロラインは、男性に対して免疫のないことを、空軍でこのプロジェクトの責任者を務めるジョー・マッケンジー大佐に指摘されます。その上で、若く魅力的な女である彼女が基地内で厄介ご…

 リンダ・ハワード 『マッケンジーの山』

ワイオミングの田舎町ルースに赴任してきたハイミスの女教師であるメアリーは、成績が抜群なのに不登校のジョー・マッケンジーの存在に気付きます。教師としての理念を持つ彼女は、ジョーが学校へ戻るようにと説得するためにマッケンジー家を訪れ、ジョーの…

2006年読了冊数:180冊 積:10冊

あと20冊で年間目標は達成です。 積み残しゼロにして来年を迎えるというのは、多分無理じゃないかという気がしていま

 サラ・ブライトマン 輝けるディーヴァ〜ベスト・オブ・サラ・ブライトマン〜

サラ・ブライトマンのこれまでのアルバムを振り返ってみると、ウェーバーのミュージカルの曲だとかカバー・アルバムなどがあるため、彼女のオリジナルとなるとそれほど多くもないのかなという感じもします。 その意味で、ハレム辺りからはもう少し曲を入れて…

 2冊

浅暮三文 『ポケットは犯罪のために』 講談社ノベルズ 高田崇史 『QED 〜ventus〜 御霊将門』 講談社ノベルズ

 若竹七海 『火天風神』

三浦半島に未曾有の台風が直撃する中、海辺に建つリゾートマンションでドミノ倒しのように次々に起こる災禍を描いたパニック・サスペンス。 身勝手な母親に反対されながらも気象予報官になる夢を持つ少年とライターの叔父、夫に嫌気が差して夫婦喧嘩の末に出…

2006年読了冊数:179冊 積:9冊

それなりに本は読めた連休でした。

 ダイアナ・ガバルドン 『時の旅人クレア ―アウトランダー』

第二次大戦後のスコットランド、ハイランド地方で、大戦中は従軍看護婦をしていたクレアは考古学者の夫フランクとともに過ごしているところから物語は始まります。ですが、とあるストーンサークルを訪れたクレアは、およそ200年前の18世紀にタイムスリップし…

2006年読了冊数:176冊 積:9冊

ようやく一桁に戻りましたが、そろそろまた色々出る予定。

 ジリアン・ホフマン 『報復ふたたび』

かつて自分を悪夢に追い込んだ犯人を、被害者の心臓を抉り取ることから名付けられた、連続殺人犯「キューピッド」として刑務所に送り込むことに成功してから3年。検事補のC・Jは次々に起こる腐敗警察官をターゲットにした殺人事件に不安を覚え始めます。そ…

2006年読了冊数:175冊 積:10冊

ブログモードにした方が少しは見やすくなるかと。 ところで既に、何を積んでるかが分からなくなってきています。 連休中にもうちょっとは消化したいなぁと。

 小森健太朗 『グルジェフの残影』

本格ミステリマスターズでは『Gの残影』として刊行された作品の文庫版。 グルジェフもウペンスキーも、名前はどこかで見たけれどもどんな思想家であったのかすら覚えていなかった私には、歴史ミステリというよりは単なる歴史小説という感もありましたが、グ…

 鳥飼否宇 『非在』

『中空』に続くシリーズ第二作。 女性植物写真家の猫田夏海が偶然奄美大島で拾ったフロッピーディスクの中には、人魚伝説を調べる為にとある島へと出掛けた大学生たちの一人が書いた日記が打ち込まれています。 警察に届け出られ、行方不明の大学生たちを海…

2006年読了冊数:173冊 積:12冊

『レインツリーの国』は買ってすぐ読んだので、数には影響なし。

 2冊

鳥飼否宇 『非在』 角川文庫 ローリー・キング 『シャーロックホームズの愛弟子 公爵家の相続人』 集英社文庫

 ノーラ・ロバーツ 『砂塵きらめく果て』

砂塵きらめく果て 母を亡くし、父からは離れ、フィラデルフィアで一人レディとしての教育を受けていたセーラは、経済的に成功していたとばかり思っていた父が実は裕福になることなく、自分の所有する鉱山で一人死んでいたことを知ります。凄腕だけれどもどこ…

 有川浩 『レインツリーの国』

『図書館内乱』で作中作として登場した小説であり、『図書館内乱』においてはこの小説が聴覚障害の少女に多大な影響を与えた1冊となっています。 自分の中学時代に読んだ本がきっかけで、インターネットを介して伸行は「ひとみ」に出会います。メールのやり…

 鳥飼否宇 『樹霊』

女性植物写真家の猫田夏海は、北海道での撮影旅行中に、アイヌの崇拝を集めている樹木が数十メートルも移動したという話を聞いてその村へと向かいます。 役場でホームページを作っている若者に案内され、彼女は「エカシ」と称される巨木が、乱開発による土砂…

2006年読了冊数:170冊 積:11冊

9月は21冊読了。

 リンダ・ハワード『心閉ざされて』

心閉ざされて アラバマきっての名家の娘のロアンナは、7歳で両親を失くし、やはり同じ事故で母親を亡くした年上の従姉妹のジェシーとともに祖母の家に引き取られますが、この従姉妹の狡猾な意地悪や周囲の無理解から、不遇な少女時代を送ります。唯一慕って…

 リンダ・ハワード 『夜を忘れたい』

夜を忘れたい 過去に経験した悲惨な事件によってその能力を失ったと思っていた霊能者の主人公は、金曜の晩に起きた残忍な殺人事件の現場を透視してしまったことによって、望まない事態へと巻き込まれていきます。 意外にこの霊能者という設定が浮いていない…

 京極夏彦 『邪魅の雫』 

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」 こうした「死」「殺人」に関わるフレーズで統一した語り出し…

2006年読了冊数:167冊 積:12冊

 リンダ・ハワード 『ダイヤモンドの海』

ダイヤモンドの海posted with amazlet on 06.09.26リンダ・ハワード 落合 どみ ハーレクイン (2003/03)売り上げランキング: 179,806Amazon.co.jp で詳細を見る 原題:Diamond Bay、ほぼそのままの邦題なんですが、こういうのこそ意訳して内容を汲み取ったタ…

 京極夏彦 『邪魅の雫』 講談社ノベルズ

相変わらず殺人的に分厚いです。 読み出せばきっと一気読みなのでしょうが、持ち運びを躊躇う・分厚くて重かったり【物理的に】読みにくいのが難点でしょうか。 限定モノとか言われると弱いんですが、大磯・平塚地区限定版http://shop.kodansha.jp/bc/yoyaku…

2006年読了冊数:166冊 積:11冊