2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年読了冊数:42積読:3

 2冊

有栖川有栖 『真夜中の探偵』 講談社ノベルズ 小島正樹 『硝子の探偵と消えた白バイ』 講談社ノベルズ

 篠原美季 『よろず一夜のミステリー 土の秘法』

『ジオの聖戦』というオンラインゲームに熱中する若者がはびこる中、このゲームと現実との区別がつかなくなったことが原因なのではないかと思われる事件が相次いで起こります。ゲームの作者は、かつてネット依存で治療施設に入っていたという経歴があり、そ…

2013年読了冊数:41積読:1

近所のお寺で風鈴をたくさん吊るしているというので、朝早くに行ってみました。 散歩に訪れるひとがちらほら程度という中で、一斉に風鈴が風に揺れて鳴り響く音が、独特の空気をかもしだしていました。 朝涼しくなかったら、行かなかっただろうなぁというこ…

 温帯睡蓮チュビー

温帯睡蓮チュビーが開花しました。 白に透かしたような淡いピンクの花が可憐です。株の年数や育成環境の問題もあってか、それとも元々そういうものなのか、睡蓮としては決して「大輪」というほどの大きさではありませんが、姫睡蓮ではない大型の睡蓮ならでは…

 福田栄一 『春の駒 鷺澤家四季』 

両親と祖母、三兄弟という、六人家族の鷺澤家の二男、高校生の葉太郎。マラソン大会に出る父を家族で応援する中、将棋部の新入生歓迎のために作った、発泡スチロールの被り物を台無しにしたのは家族の誰なのか。様子がおかしかった祖母の民枝が、ある時突然…

2013年読了冊数:40積読:2

あまりの暑さにめげてはいますが、今年も浅草寺のほおずき市には行ってきました。 去年は今年ほど猛暑日が続いた記憶はないのですが、やはりほおずき市の日は暑かったように思います。

 1冊

福田栄一 『春の駒 鷺澤家四季』 東京創元社

 柳広司 『パラダイス・ロスト』

ドイツに占領されたフランスで、ドイツ軍に暴言を吐いた老婆を助けに入ったことで殴られ、記憶を失くしてしまった日本人留学生の島野。自分に何か特殊な能力があることを悟った島野は、彼を助けてくれた三人のフランス人の男女とともに、ドイツ兵の追手から…

 小野不由美 『丕緒の鳥 十二国記』

王の前で催される、鳥に見立てた陶板を射抜く行事の為の、陶板作りの職人の長。美しい音や芳香を放って割れる陶板を考案してきた彼ですが、女王が続いて国が荒れる中、徐々に儀式そのものの意味に疑問を持ち、また王という存在に対する失望が膨らんできます…

2013年読了冊数:39積読:3

 ヒツジ草

ようやくヒツジ草が開花しました。 今年は一度、場所を移動した際に花芽を溶かしてしまったのですが、現在の位置でどうやら落ち着いたらしく、順調に次の花芽も付けてくれています。 「未の刻」に咲くということでヒツジ草という名が付いたように、午後に咲…

 堀川アサコ 『幻想映画館』

死者を見てしまうことで学校へ行きたくない高校生のスミレは、ある日彼女の父親の不倫の現場を目にしてしまいます。そして、父と交際しているらしい女性の後を追って入った「ゲルマ電氣館」というレトロな映画館で、映像技師の有働に一目惚れをしたスミレは…

2013年読了冊数:38積読:4

睡蓮、ぼちぼち開花しています。 そういえば今月の『趣味の園芸』には、睡蓮の特集も掲載されていました。 ああいうのを見ると、熱帯睡蓮も欲しくなりますね(でも鉢数をこれ以上増やせないというキャパシティの問題で自重)。

2冊

小野不由美 『丕緒の鳥 十二国記』 新潮文庫 柳広司 『パラダイス・ロスト』 角川文庫

 似鳥鶏 『ダチョウは軽車両に該当します』

同僚が走るマラソン大会を観戦しに来ていた楓が丘動物園の飼育員である桃本と七森、そして獣医の鴇の三人ですが、突然コースに乱入してきたダチョウを捕獲する羽目になってしまいます。この騒動がきっかけで、どうやら獣医の鴇にストーカーが現れたらしく、…

2013年読了冊数:37積読:3

 2013/6/15 箱根

箱根行ってきました。 朝一番に小田原でういろう*1買って、湯元から登山電車、強羅からケーブルカー、大涌谷までロープウェイ、黒たまご買ってさらに桃源台までロープウェイ、そこから元箱根まで海賊船、最後はバスで戻ってくるという、乗り物に片っ端から乗…

 1冊

似鳥鶏 『ダチョウは軽車両に該当します』 文春文庫

 似鳥鶏 『午後からはワニ日和』

飼育員の桃本が勤める動物園で、「怪盗ソロモン」の署名とともにイリエワニが盗難される事件が起こります。犯人は危険なワニをどうやって盗んだのか。また、他に希少価値の高い爬虫類がいる中で、何故イリエワニが盗まれたのか。そんな中、動物園のアイドル…

2013年読了冊数:36積読:3

 長谷の紫陽花

紫陽花の季節ということで、鎌倉行ってきました。 上の写真は御霊神社へ行く道の途中にある古いポストと紫陽花。 そしてこちらは光則寺。 光則寺は鉢植えですが、山アジサイの種類が多くて楽しめます。 蓮の鉢にはメダカとおたまじゃくしが泳いでいました。 …

 アオメダカの引越し

そろそろメダカの移動をするには水温が高くなってきた気はしますが、この前セットした大きな鉢の水の濁りがほぼ取れたようなので、これまで発泡スチロールにいたアオメダカの引越しをしました。 発泡スチロールには藻に山ほど卵がついているので、放っておく…

 鈴木麻純 『ラスト・メメント 兵士と死』

遺品から死者の想いを「視る」ことのできる和泉に、何かと厄介なことを持ち込む写真家の国香彩乃がバイトの話を持ちかけます。彼女の知り合いだという便利屋でのアルバイトで、個人の遺品の整理を手伝うことになった和泉ですが、そこで因縁のある相手である…

2013年読了冊数:35 積読:4

 ヒツジグサ

全くメンテナンスしていないので、鉢は藻だらけであまり綺麗じゃないですが、発芽したヒツジ草の種子、今のところ育っています。 昨年種を採取した際に、ビニールポットの鉢に適当に種をバラバラと撒いてそのまま沈めておいたものです。 まだ薄くて小さい葉…

 福田和代 『怪物』

「死」の臭いを感じることでこれまで数々の事件を解決した実績のある刑事の香西は、かつて担当した事件で犯人だと確信しながらも決定的な証拠を得ることが出来ずに時効を迎えてしまった事件を悔やみながら、間近になった定年を前にした日々を過ごします。定…

2013年読了冊数:34 積読:5

 2冊

鈴木麻純 『ラスト・メメント 兵士と死』 角川ホラー文庫 堀川アサコ 『幻想映画館』 講談社文庫

 鈴木麻純 『ラスト・メメント 商人と死』

遺品整理を促す葬儀社の藤波透吾によって与えられたダメージから連絡を絶っていた和泉ですが、父親の五樹の代理で五樹の旧友が開催する亡くなった彫刻家の展覧会へと赴きます。そこで彫刻家が遺した箱の鍵を探すことを依頼され、成功すれば和泉が収集してい…