2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年読了冊数:44 積読:4

 海蔵寺の萩

鎌倉では萩が見頃だというので、出掛けてきました。まずは宝戒寺。 ここはもともと白萩が有名。赤い萩もそれなりにありますが、今年は心なしか、例年ほど紅萩の花は目立たないような。 境内にはまだ芙蓉やサルスベリも残っています。 英勝寺では彼岸花。 シ…

 辻村深月 『水底フェスタ』

村長の息子の広海は、村で開催されたロックフェスの晩、地元出身の芸能人である由貴美の姿を見かけます。村の人間とは決して上手くいっていない彼女が戻ってきたことが広まると、多くの人間が彼女の家の周りをうろつき始めます。そんな周囲を冷めた目で見て…

2014年読了冊数:44 積読:4

 ヒツジグサ開花

夏の暑さが落ち着いて、秋になりつつある今日この頃。 ようやくヒツジグサが開花しました。(といっても、どうやら少し前にも、気付かないうちに日除けの覆いの下で1つ花が咲いていたようですが…。そちらは現在種を作っています) これまではヒメダカの鉢で…

 2冊

真梨幸子 『えんじ色心中』 講談社文庫 三津田信三 『どこの家にも怖いものはいる』 中央公論社

 堀川アサコ 『不思議プロダクション』

青森の弱小芸能事務所に所属するモノマネ芸人「シロクマ大福」。東京に打って出るような気概はなく、仕事のオファーも少ない彼ですが、何故か不可解な事件に巻き込まれることになります。絶妙なモノマネを披露しながらも、旧知の人間に追われるように舞台か…

2014年読了冊数:43 積読:3

ようやく暑さが一段落しても、ダルさが抜けきらない中で、北欧メタル聴いて、アドレナリン出しながら自分を鼓舞して生きています。さて。 Nightwishの新譜が、おそらくは来年発売されるようで、今からとても楽しみです。 元After Foerver のフロール・ヤンセ…

 1冊

辻村深月 『水底フェスタ』 文春文庫

 堀川アサコ 『予言村の転校生』

突然奈央の父親が故郷の村こよみ村の村長選挙に出馬すると言い出し、さらには父が村長になることは「決まっている」のだと言います。対立候補の十文字の圧倒的な優勢が伝えられる中、万が一にでも父が当選してしまえば、奈央も父と一緒にこよみ村へ引っ越す…

2014年読了冊数:42 積読:3

 秋吉ユイ 『教室の隅にいる女が、不良と恋愛しちゃった話。』『教室の隅にいた女が、モテキでたぎっちゃう話。』

高校3年のクラス替えで、派手なギャルや不良といった、華やかな生徒の集まるクラスに入ってしまったシノは、存在感皆無で友達もゼロで地味。おまけに席は、見るからに不良といった感じの佐山の隣で、佐山の言動に怯えるシノでしたが、あるきっかけで彼と話…

2014年読了冊数:40 積読:3

 出羽三山

8月13日〜14日、1泊ですが行ってきました。 現地の天候としては、前日まで雨、翌日からも雨という、ちょうどその合間で天気には恵まれた2日間でした。初日はまず湯殿山神社へ参拝。 一部足場があまりよろしくない場所もありますが、全くもって健脚とは言え…

 紅玉いづき 『あやかし飴屋の神隠し』

幼い頃に体験した事件以来、あやかしの姿をその目に映してしまう青年と、その手で何でも作りだしてしまう飴細工師の青年の二人が営む神社での屋台。 人に憑いたあやかしを、「視る」ことの出来る者と「つくる」ことの出来る者との二人によってどうにかすると…

2014年読了冊数:39 積読:4

 1冊

堀川アサコ 『不思議プロダクション』 幻冬舎文庫

 畠中恵 『すえずえ』

現在和菓子職人として修業中の幼馴染、栄吉が見合いをしたという話を長崎屋の病弱な若だんなの一太郎は聞きつけますが、何やら複雑な事情が背景にあるらしい栄吉の縁談の結末とは(『栄吉の来年』)。 妖(あやかし)を封じる力を持つ江戸の名刹広徳寺の寛朝…

2014年読了冊数:38 積読:3

蓮の芽は無事に(?)溶けた模様・・・。 あれー?

 1冊

紅玉いづき 『あやかし飴屋の神隠し』 メディアワークス文庫

 J・D・ロブ 『裏切り者の街角 イヴ&ローク33』

NY市警の殺人課で、警部補のイヴ・ダラスの部下として働く捜査官のピーポディは、普段は誰も使っていないトレーニングルームのシャワー室で偶然に、犯罪に手を染めて殺人まで犯している警察官たちの会話を聞いてしまいます。彼女の報告を受けたイヴは、私…

2014年読了冊数:37 積読:2

 鎌倉花火大会

二度あることは三度ある・・・というわけじゃないですが、一念発起PART3。 夏場の花火は暑いので待ち時間なども考えると自分的にはあり得ないわけですが、「6月に横浜の花火行った時と気温変わらない」「むしろ鎌倉の海岸の方が涼しいかも」「現地入り18時…

 柳広司 『怪談』

仕事で訪れたパーティ会場で出会った、白いドレスの印象的な女。彼女とは、十年前に会社の保養所で、低体温による心臓麻痺で亡くなった叔父を挟んで不思議な縁があることが分かります(『雪おんな』)。 自分が殺した男の死体が動いているような気がしたもの…

2014年読了冊数:36 積読:3

 古代蓮の里

何年か前から行ってみたかった場所です。 場所は埼玉県の行田市。JR行田駅から、蓮の時期はシャトルバスが出ているので、6:30のバスに合わせて朝4時台に家を出ました*1。この遠さと、蓮の時期の暑さが今まで行くのを躊躇していた理由なんですが、3連休の…

 石持浅海 『彼女が追ってくる』

かつて勤めていた会社の社長が主催する、箱根で宿泊して親しい経営者仲間と語り合う「箱根会」。ある出来事の後にこの会社を辞めた後に起業してそれなりに成功し、この「箱根会」に呼ばれた夏子は、今年は自分とともに会社を辞めたかつての親友もこの会に呼…

2014年読了冊数:35 積読:4

 鎌倉 蓮とノウゼンカズラ

湿気はあるものの、比較的涼しい週末だったので、このところの暑さやら歯医者通いでダメージを受けている体ではあったものの、一念発起して鎌倉行ってきました。 まずは材木座の光明寺。 お目当ては古代蓮だったのですが、咲いているのはどうも錦蕊蓮という…

 吉永南央 『名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ』

紅雲町で珈琲と陶器などの雑貨を売る小蔵屋を営む老女のお草さん。彼女は、コーヒーの師匠である人物から頼まれて、新聞記者の若者萩尾を手助けすることになってしまいます。自身も利用する八百屋で野菜の産地の偽装疑惑があるということですが、八百屋の主…