2016-01-01から1年間の記事一覧

 紫陽花

ここ何年かは観光客が年々増えている鎌倉、紫陽花シーズンはまた一層賑わっているというのは想像に難くないのですが、北鎌倉からスタート。 予想通り、駅周辺や観光名所的な場所は混雑していましたが、紫陽花は今年は当たり年という気がします。 昨年は本堂…

 加納朋子 『はるひのの、はる』

幼い頃から幽霊を見ることができたユウスケが母親と川のほとりの土手でお花見をした日、それが彼と未来から来たという「はるひ」との出会いでした。その日不幸にも殺害されてしまうはずだった女の子は、「はるひ」とユウスケが本来しなかったことをしたおか…

2015年読了冊数:24 積読:1冊

現在の積読:加納朋子 『はるひのの、はる』 幻冬舎文庫

 横浜開港祭2016

横浜みなとみらい、臨港パークで打ちあがるこの花火、一昨年はぷかり桟橋の辺りから見ていたのでかなり近くから見ていたのですが、如何せん帰りの人混みが大変で、駅で電車に乗るまであり得ないくらい時間がかかった記憶があります。その辺りのことや、待ち…

 知念実希人 『優しい死神の飼い方』

人間たちから「死神」と呼ばれる存在が、上司の命令で地上で死を前にした人間たちが未練を残すことなく、死後に「我が主様」のもとへ魂としてのぼって行けるようにと、犬の姿で派遣されたレオ。看護師の菜穂に保護され、人生の最後を迎えようとする患者たち…

2015年読了冊数:23 積読:1冊

現在の積読:知念実希人 『優しい死神の飼い方』 光文社文庫

 紫陽花の季節

今年は本当に花が咲くのが何でも早く、鎌倉でもぼちぼち咲き始めているそうですが、日光アレルギーの方がおさまるまではちょっと自重して…と、大人しく家に籠っております。 そんなわけでうちの敷地内、日の当たらない裏にある紫陽花。 二十年くらい前に祖母…

 若竹七海 『さよならの手口』

勤めていた探偵事務所が事務所をたたみ、そこで働いていた女探偵の葉村晶は古書店のアルバイトで糊口をしのいでいました。ある時遺品整理の古書の引き取りで訪れた家での事故で怪我をして入院した葉村は、たまたま同室になった元女優の老女から、20年前に失…

2015年読了冊数:22 積読:2冊

現在の積読:知念実希人 『優しい死神の飼い方』 光文社文庫 若竹七海 『さよならの手口』 文春文庫

 姫睡蓮スノープリンセス開花

今年もやはりこの姫睡蓮が一番に開花しました。 このサイズの画像じゃ見えないかもしれませんが、花の影にメダカの稚魚も写っていたりします。いつも蕾はヒツジグサの方が先に出て来るのですが、何故かこの時期は良く溶かしてしまいます。今年も既に2つ溶か…

 猿島

横須賀にある無人島、猿島へ行って来ました。 えっらい天気の良い日だったので、駅から船の出る三笠桟橋まで歩くのは暑かったですが、島の中ではわりと日影が多くて散歩してて気持ち良かったです。 途中途中に見晴らしの良い場所で海風を浴びながら、旧日本…

 高田大介 『図書館の魔女 第一巻〜第四巻』

鍛冶の里に育ったキリヒトは、一の谷の王宮からの迎えと共に最古の図書館である「高い塔」を訪れ、そこで「魔女」と呼ばれる少女マツリカに仕えることになります。言葉を話すことのできないマツリカの手話通訳として図書館での生活をはじめたキリヒトは、卓…

2015年読了冊数:18 積読:3冊

現在の積読:高田大介 『図書館の魔女 第一巻』 講談社文庫 知念実希人 『優しい死神の飼い方』 光文社文庫 若竹七海 『さよならの手口』 文春文庫

 鎌倉文学館 バラ祭り2016

例年だと見頃はあと1週間くらい先でしょうが、今年は早いだろうと思って行ってみたらまさに真っ盛り。 いつもは建物の入り口で花を咲かせているエゴの木は残念ながら咲いていませんでした。 風は気持ちいいのですが、如何せん遮るもののない強い日差しのバラ…

 J・D・ロブ 『パーティーは復讐とともに イヴ&ローク38』

仕事を辞めた揚句に恋人の貯めた金をギャンブルにつぎ込んで別れを言い渡されて住まいも追い出された26歳の青年ジェリーは、全てを周囲のせいにして言い訳をしながら実家で怠惰に過ごしていました。母親から「一ヶ月以内に仕事に就かなければ出て行ってもら…

2015年読了冊数:17 積読:2冊

現在の積読:J・D・ロブ 『パーティーは復讐とともに イヴ&ローク38』 ヴィレッジブックス 高田大介 『図書館の魔女 第一巻』 講談社文庫

 小田原(もちろん日帰り)

連休直前に浜離宮の藤の様子を見に行ったら、既に花が終わって種が出来ている状況でしたので、昨年から見に行きたいと思っていた小田原城の藤棚も、ちょっと今年は無理かなぁと半ば諦めていたんですが、親戚に「ういろう」を頼まれて、連休中に小田原まで行…

 恩田陸 『雪月花黙示録』

美しい日本の姿を守る「ミヤコ」と「帝国主義者」の二つの勢力に国を二分された日本。このミヤコので、生徒会の選挙が行われますが、ミヤコの名家である春日家を狙い撃ちにしたかのような事件が次々に起こります。「伝道者」を名乗る反対勢力が次々に仕掛け…

2015年読了冊数:16 積読:2冊

現在の積読:J・D・ロブ 『パーティーは復讐とともに イヴ&ローク38』 ヴィレッジブックス 恩田陸 『雪月花黙示録』 角川文庫

 今年最後のお花見

ちょっと日帰りで福島行って来ました。 例年だとちょうど桜が見頃のはずの、喜多方の廃線になった日中線の跡地・日中線記念自転車歩行者道のしだれ桜。 約3kmにわたって1000本の枝垂れ桜が例年だとちょうど見頃のはずでしたが今年は予想通り花が早かったとい…

 柴田よしき 『フォー・ディア・ライフ』

新宿二丁目で、この町で働くワケアリの親たちから子供を預かる無認可保育園の園長をつとめる花咲慎一郎。元刑事の彼は、採算の合わない保育園の赤字を埋めるため、副業として探偵業も請け負っていました。そんな花咲に持ち込まれたのは、暴力団に関わって拉…

2015年読了冊数:15 積読:2冊

現在の積読:J・D・ロブ 『パーティーは復讐とともに イヴ&ローク38』 ヴィレッジブックス 恩田陸 『雪月花黙示録』 角川文庫

 お花見・新宿御苑

今年は例年になく花が早い気がします。 そんなわけで、慌てて新宿御苑へ。新宿御苑の桜の中でも開花時期が遅い部類である菊桜、兼六園菊桜と梅護寺数珠掛桜が見頃を迎えていました。 兼六園菊桜。 梅護寺数珠掛桜。 どちらも去年の同じ時期に行った時は、も…

 柳広司 『ラスト・ワルツ』

ナチス・ドイツと同盟国となっている日本との政策映画で、アメリカ帰りの日本人俳優が監督となり、映画製作をすることになります。そのための日独共催のパーティの裏側で、潜入したD機関のスパイである雪村は、「幽霊」が現れるという話をナチス将校のゲッ…

2015年読了冊数:14 積読:3冊

現在の積読:J・D・ロブ 『パーティーは復讐とともに イヴ&ローク38』 ヴィレッジブックス 恩田陸 『雪月花黙示録』 角川文庫 柳広司 『ラスト・ワルツ』 角川文庫

 マリアの心臓『聖キアーラの予兆』

銀座で開催されたマリアの心臓の展示『聖キアーラの予兆』に行って来ました。 大原の古民家での薄暗い非日常ではなく、銀座のビルの一室に集ったのは、この先こうやって一般に公開される機会はもうないかもしれない、個人所蔵のものを含めた、人形作家・天野…

 山白朝子 『エムブリヲ奇譚』

不可思議なほどの迷い癖のある旅本作家の和泉蝋庵とともに、博打で借金のある耳彦はまだ知られていない温泉地を目指して旅をします。ですが、和泉蝋庵はその迷い癖のせいですんなりと目的地へと辿り着けることはまずなくて、二人はエムブリヲと呼ばれる胎児…

2015年読了冊数:13 積読:4冊

現在の積読:J・D・ロブ 『パーティーは復讐とともに イヴ&ローク38』 ヴィレッジブックス 恩田陸 『雪月花黙示録』 角川文庫 柳広司 『ラスト・ワルツ』 角川文庫 山白朝子 『エムブリヲ奇譚』 角川文庫

 夜の池上徘徊

今年も養源寺で、桜の時期にライトアップをしていたので見てきました。 本堂のガラスに夜桜が映って綺麗。 池上本門寺の五重塔と桜。 この近辺、ガチ墓場なので暗くなってからうろついてる自分どうなんだと思わないでもないですが、この時期は割と夜桜見物で…

 お花見

お花見シーズンの鎌倉の混雑っぷりは相変わらずですが、今年は桜以外の花がやたらと早い気もするので、4月2日と10日に行ってきました。 2日のお目当ては、長谷の光則寺にある鎌倉市天然記念物の海棠(樹齢200年)。 ちょうど本堂の鎌倉彫の格天井も公開され…